【企業見学シャトル便レポート】株式会社鳥取CLT

令和3年2月25日(木)、株式会社鳥取CLTの見学を行いました!

 

【設立】2018年2月  【従業員】33名  【業種】直交集成板(CLT)・集成材の製造および販売他

【所在】鳥取県西伯郡南部町法勝寺70

【概要】 (株)鳥取CLTは、建材製造・販売業を手掛ける企業として(株)ミヨシ産業(鳥取県米子市)と銘建工業(株)(岡山県真庭市)を株主として、2018年2月に協同組合レングスの事業を引き継いで設立された会社。主に住宅建設で需要の高いJパネル(国産材3層クロスラミナパネル)や、公共分野で利用されるCLT36(JAS認証の直交集成板)を製造、販売している。

〇今回面談いただいた方々

・雑賀 誠司 様(株)鳥取CLT総務部長)

・井口 皓介 様( 同   営業部係長)

・森尾 洋治 様( 同   営業部係長)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<学生からの感想>

~参加学生:4名(工学部4名)~

1.参加して印象に残ったこと、学んだこと

・(株)鳥取CLTではCLTの製造過程や、CLTがどのような経緯で開発されたのかを知る事が出来た。また、建築分野だけでなく土木分野でも利用されていたり、ヨーロッパでは積極的に取り入れられていることを知った。

・大学では詳しく学ばないであろうCLTという材料を企業の方の説明と工場見学を通して理解を深めることができた。集成材というものがあることも知らなかったので、合板やLVL、集成材、CLTの違いについて教えていただいて、勉強になった。工場見学では一通りのCLTの製造工程を見させていただいて、原木のサイズ感やCLTの加工工程での滑らかさを肌で感じることができた。桧と杉の水分量の違いなども知れて、木材の扱いやメリット・デメリットなども知ることができた。

・今注目されている建材であるCLTについて、製造過程を見学しながら説明して頂くことで、しっかりと頭に残る見学だった。また、こちらの疑問にも直ぐに解答してくださり、とても勉強になった。

・CLTについて、どのような特徴があるのか学ぶことができた。また、実際の工場を見学することができて印象に残った。企業として、他社どのように差別化をはかっているのか勉強になった。

2.企業の良かった点、気になった点

・鳥取CLTは随時質問に対応してくださったり、丁寧に説明してくださったので、分かり易かったのが良かった。

・事務所が木製でできていたのが、よかった。CLTならなお面白かったと思う。工場見学用の張り紙が各所にあってここではどんな作業をしているかがわかりやすかった。不良品になってしまったものの使い道が気になった。個人的にはアート作品として再利用できるのではないかと考えた。

・どちらの企業の方も学生の質問に直ぐに解答してくださって疑問が残ることがなかった。

・企業としてどういう強みがあるのか分析し、差別化をはかっている点が良いと感じた。

Top