R5 年度 学生から選ばれる企業育成セミナー「第 6 回目学生プレゼン編」を 開催しました

開催日:2024/1/18(木)
参加者:地域就業論履修生/企業採用担当
編集:地域連携コーディネーター
【R5 年度 学生から選ばれる企業育成セミナー「第 6 回目学生プレゼン編」を開催しました】
1.開催背景
R4 年度から、鳥取県商工労働部 雇用人材局 雇用・働き方政策課 主催により
開催している「学生から選ばれる企業育成セミナー」は、地元企業の採用担当の
スキルアップのために下記のカリキュラムで、約半年に亘って開催されている。
【①学生の志向編】【②母集団形成編】【③企業説明会編】【④面接内定編】
【⑤新入社員育成編】
そこで、R5 年度より県との共催とし、【⑥学生プレゼン編】を追加し①~⑤回で
習得したスキルを実際の学生に向けて実践し、学生からのフィードバックを得
て、その後の企業採用担当者の業務に活かすと共に、学生にとっても来る就活に
向けた疑似体験となる事で、両者にとって有意義な経験となることを期待して
実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.当日の進行など
【参加者】
・セミナーを受講している県内企業の採用担当者 13 名
・地域就業論履修生を学部が固まらないように 13 グループにグルーピング
【実施内容】
セミナー受講者(企業担当者)が学生グループへの以下の 2 種類のロールプレ
イを実施する。 (2 つのグループに対し実施)
① 「会社説明」:企業説明会での会社説明のロールプレイ
② 「採用面接」:複数の学生に対する集合面接を想定したロールプレイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.当日の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.アンケート結果
【学生(地域就業論履修生)アンケート結果抜粋:担当教員の長尾先生より入手】
・ここで将来の就活で不可欠な面接の練習ができたことで、本番でリラックスし
た状態で面接できるようになるかもしれない
・私の中での就活の具体的な活動内容についての解像度が上がった
・「がくちか」でほとんど時間を使ってしまい、会話ができずに終わってしまい
ました
・企業説明をされる方に対してもフィードバックを行うので、面接官の気持ちも
少し理解することができた
・インターンの説明で、僕自身就活中なため実際に調べてみようかなと思った
・他者の面接を見ることで、多くの気づきと、面接で注意すべき点に気付くこと
ができ、貴重な経験となりました
・同じグループの学生の面接のロールプレイを聞いて、質問への答え方や、声の
大きさなどの話し方を参考にすることができた
・今までの授業とは違って企業の方との距離が縮まり、実際に企業の方の評価を
行う工程が加わったため、より相手のことを意識できるようになった
・学生時代に力を入れたことについては、そのことを通して自分がどう成長でき
たか、その力が働くときにどのように生かせるかといったことまで考えておく
必要があるということに気づいた
・学生にとっても会社人事の方にとっても学ぶ機会であることから、いつもの講
義形式より、より身近で対等な関係でお互い学びを深めることができたという
のが新鮮で面白かった
・大学生になってからの 1 年を振り返るとあっという間であったため、就職ま
での期間は長いようで短いと考える
・今回は高校時代のことについて述べたのですが、これからの実際の採用面接で
も胸を張って「これを頑張った」といえるようなものをこれからの 4 年間で見
つけたい
・1 年生のうちにこんなに沢山の企業の方々のお話を聞いたり、面接をさせても
らったりすることは滅多にない機会なので、この授業を取って良かった
・企業と学生にとって非常に良い経験ができたと考える。地域就業論の授業内だ
けでなく、単独会でロングバージョンもやってみたいです
・自己 PR を行う中で、もう少し良い言い回しを行うことができたのではない
か、またもう少し尺を考える必要があったのではないかと思った
・今回のこのような取り組みは 1 年生には早いのじゃないかなと思っていたが、
全くそんなことはなく寧ろ自分の気づかない癖を見つけることができたりし、
とても有意義な時間になった

【企業担当者アンケート結果:鳥取県 雇用人材局 雇用・働き方政策課より入手】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5.コーディネーター所感
時間が短かったというアンケートが学生・企業担当の双方から上がったので、来
年度も実施するのであれば要検討項目としたい。ただ、その際下記につき熟考が
必要と考える。
・学生、企業担当者にとって 2 グループを経験させることで、学生に複数企業
の認知をさせられるというメリット。
・学生、企業担当者へ「短時間で相手に理解させる話の組み立て」の学び。
事前準備事項の説明が、企業担当者へは比較的十分に行えた半面、学生へは採用
面接ロールプレイの時間制限 6 分の内訳時間配分で、企業担当からの質疑応答
に半分の 3 分を残しておくため「学生時代に最も力を入れた事」の説明時間を 3
分でまとめておくよう事前説明をしておらず反省点である。
以上

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