企業見学シャトル便で(有)河島農具製作所へ行ってきました
訪問日:2024/8/20(火)
参加者:農学部 12 名、工学部 1 名
教員 2 名
編集:地域連携コーディネーター
【見学先企業】
有限会社河島農具製作所(製造業)
農学部の 6 つのゼミの学生と 1 年生、工学部の学生フォーミュラー所属学生と、
農学部の先生 2 名と一緒に、農機メーカーを見学してきました。
有限会社河島農具製作所(製造業)
【創業】 大正 7 年 7 月
【住所】 鳥取県米子市道笑町 2-61
【代表】 河島 隆則
【企業紹介】 ~とっとり企業ガイド 2024 より抜粋して引用~
日本農業の未来を考え続け105年…。私たちは造り続けます。
弊社は鳥取県米子市道笑町 2 丁目 61 番地で 1918 年(大正 7 年)7月に創業者
である河島利一郎が特許を取得して開発した「河島単式犂(すき)」の製造から
歩み始めました。以来、常に最適設計を目指しお客様に喜ばれる製品を市場に送
り出し続けました。1980 年(昭和 55 年)からは国土交通省型式認定小型特殊自
動車の製造を開始し、農業機械製品を中心に自社にて企画・開発したオリジナル
製品を一貫生産しています。自社ブランド製品を中国五県の全農JA向けに販
売するほか、大手農業機械メーカーのブランド製品としてOEM供給し、日本国
内はもとよりヨーロッパや東南アジアなど海外向けにも販売している「最終製
品」農業機械メーカーです。
学生からのアンケート結果 回答:8 名
(1)見学して印象に残ったこと、学んだこと
・農機具に限らず機具の組み立ては組み立てる機械によってそれぞれメインラ
インがあるものだと思っていたので、全ての機具のメインラインが合体して、そ
れぞれ組み立てていると聞いて驚きました。台数の兼ね合いと工場の規模感な
ど色々条件があるとは思いますが、自分の知識をアップデートする必要がある
なと思いました。
・就職は自分のやりたい事を叶えるための場所を見つける機会であるというこ
と
・農業機械において、受注生産の形など販路と制作の組み合わせなどによって多
様なシェアの形があること。
・前に座ったら多くの質問に答えたので少し成長したと思う。一つの企業の中に
様々な役職があり、それぞれ農機のみに絞られない働き方だった。
・農機の生産ラインを初めて見て、リアルな現場を知ることができた。
・思っていたより機械による作業が多くて、驚いた。組み立ての進め方が作業効
率の向上や部品のつけ忘れ防止などを考えた方法になっていて無駄がなく、印
象に残った。
・どちらの製作所も黙々と働いていらっしゃる姿が印象的でした。
・最新の農機具がどれほど技術的に進化しているか、そしてそれが農作業の効率
をどれだけ向上させているか勉強になりました
(2)企業の良かった点、気になった点
・今回見学させていただいた 2 社を比べても規模感の違いや社風、扱っている
農機具の違いが見られて大変興味深かったです。
どちらの企業も素人でもわかるよう噛み砕いて話してくださっており、3D2D の
図面作成の仕方の話などは、話を聞いていてとても興味がそそられました。
・業務の効率化、ローコスト化のために様々な観点から取り組んでおられる点
・工場見学は興味深く見ることが出来た。
・農機のデザインのアイデアが気になった。実際の職場を見れてこれからの活動
に繋がる姿を思い浮かべることができた。
・どちらの企業も、農機を作ることによる社会への貢献を意識していて、魅力的
な企業だと感じた。
・整理整頓がしっかりされていて、規律のある雰囲気がいいと思った。
・職場の雰囲気が良く、社員自身の考えが重視されている印象を受け、働きやす
い環境であると感じました。
(3) 企業見学シャトル便への要望
・機械系の企業の設計職の方とお話しするシャトル便があれば参加したいです
以上