「手話で地域をつなぐプロジェクト」を西品治児童館で開催
「手話で地域をつなぐプロジェクト」は地域活動に取り組む鳥取大学生チーム【学生CoREコミュニケーター】が立ち上げたプロジェクトです。
鳥取の子どもたちにゲームを通じて手話の大切さを伝えることを目指します!
講座概要
手話体験講座は、手話に関心のある子どもだけでなく、手話にまだ触れたことのない子どもたちにも参加してもらい、手話の楽しさや重要性を体験することを目的に実施されました。講座では、簡単な手話を使ったゲームを通じて、声を出さなくても相手に自分の気持ちを伝えられるという貴重な体験を提供しました。
前回までの講座で行っていた「手話でフルーツバスケットゲーム」と「仲間探しゲーム」に加えて、今回は「手話歌」にも挑戦し、手話を通じたコミュニケーションや、ジェスチャーを使った表現の幅広さを学びました。この体験を通じて、子どもたちにはコミュニケーションの多様性とその重要性について理解を深めることができたと考えています。
実施概要
1/18(土)西品治児童館:生徒15名、職員3名参加
今回参加した児童たちも、初めて手話に触れる子どもが多くいましたが、ゲームを通じて手話が楽しいと感じ、興味を持つ姿が見られました。また、今回挑戦した「手話歌」では、子どもも大人も一緒に楽しく参加している姿や、子どもたちが一生懸命覚えようとしている姿が見られました。
今回の講座を通じて、参加した子どもたちは手話を使ったコミュニケーションの楽しさと重要性を実感し、言葉以外の方法でも気持ちが伝わることを体験しました。この体験をきっかけに、今後も手話や非言語コミュニケーションに興味を持ち、多様なコミュニケーションの方法について学ぶ姿勢を育んでくれることが期待されます。
学生(プロジェクトを企画したCoREコミュニケーター)の感想
今回は「手話歌」にも挑戦しましたが、歌に合わせながら手話をするため、参加者にとっても、教える側にとっても難易度が高く、上手にできるか不安でしたが、子どもも大人も関係なく楽しそうに参加している姿や、子どもたちが一生懸命覚えようとしている姿に感銘を受け、企画した私自身もすごく楽しかったです。
子どもたちに手話が楽しいということを知ってもらい、手話に興味を持つきっかけになればいいなという思いで始めたプロジェクトでしたが、「手話」という言葉から苦手意識を感じて参加しない子どもたちはいなく、難しそうと思いながらも積極的に参加してくれたこと、手話を使ったゲームが楽しいと思ってくれたことが何より嬉しく、企画して本当によかったと思いました。
「手話で地域をつなぐプロジェクト」は今回の活動が最後でしたが、ここまで頑張ってきてよかったと思える活動で、本当にいい体験でした。この企画を通して貴重な体験をさせていただくことができたのは、企画に参加してくださった子どもたち、職員の皆様、企画開催のために調整・協力いただいたたくさんの方の支えのおかげです。本当にありがとうございました。