企業見学シャトルツアー便で地方独立行政法人 鳥取県産業技術センターへ行ってきました

訪問日:2025/9/29(月)
参加者:工学部2名、農学部2名
編集:地域連携コーディネーター

【見学先企業】
地方独立行政法人 鳥取県産業技術センター (公設試験研究機関)
【創業】 大正12年4月 法人設立 平成19年4月
【住所】 鳥取県鳥取市若葉台南7丁目1-1
【代表】 理事長 高橋 紀子
【企業紹介】~ふるさと鳥取県定住機構「とっとり企業ガイド2025」より抜粋~
当センターは、県内企業の技術相談や機器利用等に関わる「支援業務」と県内企業のニーズに基づく「研究開発業務」を担っており、研究職員になると、自身の専門性を活かして様々な製造現場にコミットし、県内企業の成長・発展に直接関わっていくことができます。
■支援業務
・技術相談:製品開発や生産工程の課題に応じた改善提案など
・機器利用、依頼試験:センター保有機器を企業が利用する際の操作、
データ解析等のサポートや製品評価等の試験分析
・技術人材育成:技術の進展に応じた新たな分析手法や機器操作等の
セミナー開催など
■研究開発業務
技術相談をもとに、新たな技術や製品開発など県内企業のニーズをもとに
テーマを設定し研究に取り組みます。
【見学テーマ】
『私たちは県内企業の皆さまの「研究室」 です』
~県内3つの研究所(鳥取市・米子市・境港市)のうち今回は 「電子・有機素材研究所(鳥取市)」を訪問し有機材料の製作・試験を体験します~
・産業技術センターってどんなところ?
・樹脂(プラスチックなど)は、今なぜ「複合材料」なのか
・「複合材料」素材を成型して、試験片の製作を体験します
・試験片の物性を評価してみよう!

見学のようす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生からのアンケート結果 回答:4名
(1)見学して印象に残ったこと、学んだこと
・プラスチック形成機の実機を見たのが初めてであり、印象に残っている。
・研究を目的とするのではなく、その補助を目的とする企業があることに驚いた。
・企業のための研究施設があること。
技術センターが中小企業さんの助けになっていること。
部品工場であることの多い企業さんへ研究テーマを提供し新しい事業の創出を支援していること。
・産業技術センターが地域企業に貢献、還元している施設だということを知れました。
(2)企業の良かった点、気になった点
・実際に使われている機器を見せてもらえて、これまで学んできた知識がこのように使われているのだなと知って興味が持てた。
・様々な機械を実際に見学することが出来た。
今回のツアーを通して他のセンター(食品など)がどうなっているのか見てみた
いと思った。
・職員さんに丁寧に対応していただいたこと。
質問にしっかりと答えてくださったこと。
・施設が清潔だったところ。分析機器が多くあったところ。
(3) 見学した企業のインターンシップについて
・参加してみたい。研究に対して興味があり、仕事としてみたいから
・就職を今後考えていくにあたってどんな企業があるのかを見てみたかった。研究関連の職場がどんな風なのかを知りたかった。
・獣医師に関わりのありそうな食品系の技術センターには興味があります。
・してみたいです。大学とはまた異なる研究施設での研究とはどのようなものか気になるからです。
(4) 企業見学シャトル便への要望
・鳥取大学の起業家支援とも連携したら面白いと思いました。
獣医系の企業にも行きたいです。
(5) 企業への要望や提案
・大学生にセンターのことをもっと告知すれば、学生の将来の選択肢に産業技術センターが増えると思いました。
ご丁寧に対応してくださってありがとうございました。

以上

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