「鳥大防災Lab.」が鳥取大学附属特別支援学校へオンラインで授業を行いました
8月30日、本学学生で構成する団体「鳥大防災Lab.」が、鳥取大学附属特別支援学校の生徒へ防災に関する基礎知識と非常持出袋の
重要性についてオンラインで授業を行いました。
防災Lab.は、大学生が主体となって若い世代へ地域の防災に関する普及啓発活動を行う団体で、鳥取県や関係自治体など協力のもと、
地域の公民館で子ども向け避難袋作成ワークショップの開催や、地域防災会への参加など積極的に活動しています。
今回の授業では、今年3月に鳥取大学附属特別支援学校へ寄贈した避難所袋に関連して、災害時における避難所袋の重要性や災害が起
きた時にどのような行動をとるのかなど、クイズやイラストを交えながら、低学年の生徒でもわかりやすいように工夫して行いました。
オンライン授業ということもあり、表情を見ながら進めることが難しいため、内容が伝わっているのか不安になりながらの実施でした
が、特別支援学校の先生方にサポートいただき安心して進めることができました。
授業内容を計画した一人の春山神紀さん(工学部4年)は、「授業の発表に使用した資料は、どの年代の生徒でも理解できることを意
識してわかりやすく作成した。オンラインのため生徒の表情がはっきりと見えなかったが、クイズなどに楽しそうに取り組んでいる様
子が見えたので、きちんと伝えることができたと思う。」と安堵した様子で語りました。
鳥取大学附属特別支援学校の平尾徹教諭は、「鳥大防災Lab.の学生さんが一生懸命準備してくださったものが生徒にもよく伝わり
、生徒が防災の意識を高めるいい機会になったのではないかと思う。今後も防災学習の実施など交流していきたい。忙しい中準備して
くれた学生の皆さんありがとう。」と感謝の言葉をいただきました。