大学研究紹介パネル展レポート(10月分)
2021年度「県内4大学による大学研究紹介パネル展」 開催(10月分)
鳥取大学
地域価値創造研究教育機構
地域連携推進室 沖 正弘
鳥取県内の4大学による「大学研究紹介パネル展」は、今年度もパネルを充実させ、各高等学校で開催
しています。COC+事業(県内の高等教育機関が協働して地方創生人材の育成と定着を目差し、令和元
年度終了後は、「地域創生人材育成・定着促進事業」として継続)の一環として始めた本パネル展は今年
度で第5回目となります。
また、「地域創生人材育成・定着促進事業」は、県内大学生の地元定着のため、様々な施策を試み、
学生の県内定着の向上を図るものですが、地元へ定着する県内大学生の約7割が、県内の高校からの
進学者である傾向から、県内高校から県内高等教育機関への進学者を増やすことが肝要と考えます。
同時に、県内の高校生達にとって大学入学後にどのような世界が自分達を待っているのか、大学で学ぶ
学問や研究がどう世の中に役立っているのか等々、大学での夢や進学のきっかけ作りにパネル展を活用い
ただきたいとの趣旨で開催しています。
高校生からの感想
〇鳥取県立岩美高等学校 (10月1日~10月8日)
・鳥大工学部の研究について知ることができた。
・それぞれの大学の研究が魅力的だと思った。
・改めて公立鳥取環境大学環境学部に興味を持った。
・知らない事が知れて良かった。大学への関心が高まった(2件)
・いろいろな研究がなされているんだと思った。(3件)とくに医療
分野に興味が持てた。
・国際交流はやっぱりいいなと思った。外国に行ってみたくなった
・写真が多く読み易かった(4件)。大学での研究は楽しそうだと思った。
・チーズ列車がいいと思った。
・全パネルがカラフルで見易い(3件)。
・鳥大医学部のパネルで人格の発達というのが興味深い内容だった。
・研究についての連絡先がかいてあったので連絡しようと思う。
・何が書いてあるのか難しく分からない(4件)。でも留学のパネルは面白そうだと思った。
・商店街の空洞化を抑制するために、大学生が「環商場」(実験店舗)を作り空き店舗活用しているのがいいと思った。
・各分野に沿って深い所まで調べられていて大変そうだと思った。
【鳥取県立岩美高等学校】
〇鳥取県立鳥取工業高等学校 (10月8日~10月15日)
・パネル見て大学どうしようかと思っている(2年生)。
・大学パネルの大学名やロゴの位置がバラバラなので統一した場所にあると良いと思う。(教員意見)
【鳥取県立鳥取工業高等学校】
〇鳥取県立倉吉農業高等学校 (10月15日~10月22日)
・大学の研究の難しさが分かった。
・写真やデータが効果的に使われていて、課題研究など研究のまとめ
の参考になった。
・私も倉吉ばえん祭に参加したので、鳥短の「うたのおにいさん、おねえ
さんスマイルコンサート」 ~地域とともに~は身近に感じた。
・大学の研究内容の一部を知ることができる良い機会だった。
・「新たな農業IoTを創造するミルフィーユデータセットの開発」のパネ
ルでは、実際に学校の授業でも見たことのある無人トラクターのことが
紹介されていて興味をもった。
・説明を見ても難解だったが、どんな事をしているのかは分かったと思う。
・ゴムを分解するキノコの研究がとても興味深く思った。ゴムという産業廃棄物を処理出来るキノコはゴミ
処理する観点で非常に優れていると思う。地球環境にも人間環境にも優しい研究だと思う。
【鳥取県立倉吉農業高等学校】
〇青翔開智高等学校 (10月18日~10月22日)
・実際の人の行動と結びつけられている部分が分かり易かった。
(ストレスで逃げ出す部分のパネル)
・農業がテクノロジーで行えればお爺ちゃん、お婆ちゃんも
もっと楽になれると思った。
【青翔開智高等学校】
〇鳥取県立米子高等学校 (10月19日~10月29日)
・詳しい情報が書いてあり、興味がもてた(3件)。
・きれいにまとめられていた。色遣いが素敵でした。
・各教授の研究内容が知れて良かった。大学への意欲が高まった。
・鳥取看護・短期大学のパネルを見てグラフを沢山使っていてわかり易
かった。
・大学ではいろんな研究や製作をしていてビックリした。
・研究内容がどの大学も様々で面白かった
・自分が興味のある大学以外の大学の展示パネルを見れたので良かった。
【鳥取県立米子高等学校】
〇鳥取県立境高等学校 (10月25日~11月5日)
・政治家の公約が興味深かった。
・受験勉強に役に立った。
・まとめ方が上手くて見易かった。
・知識が高まった。
・写真や大きい文字で分かり易かった。
・学部名は分からないが、大学での活動が分かって良かった。
【鳥取県立境高等学校】