企業見学シャトル便で馬野建設㈱へ行ってきました

訪問日:2022/9/12(月)
参加者:工学部5名
編集:地域連携コーディネーター
【見学先企業】
① 馬野建設株式会社 (建設業:公共工事・民間工事)
学生団体ツナガルドボクの学生と、インタビューのために訪問してきました。
インタビュー対象者
・常務取締役 土木二部部長 難波 誠様
・業務管理部部長 前田 良二様
・業務管理部 横山 冬耶様
・土木二部 春山 神紀様 (本学2022/3月卒業生 ツナガルドボク先輩)

【インタビュー概要】敬称略および略称
Q) 今までの苦労された点、失敗談など
難波様) 自然との闘いでしょうか。あと、各方面の人脈を使って情報を集める。これは自分自身の知見が貯まるので苦にはならない。地域の人とのコミュニケーションが重要。
前田様) 紙入札が電子入札に代わったとき。入札保証金を事前に入金しなければならないという一文を見逃してしまい、応札することができなかった。
横山様) 学生と社会人の違い。一人の責任から会社としての責任を負うところが苦労。SNSの担当をしている。→ツナドボも最近SNSを始めました
Q) 苦労の晴らし方は?
難) 1回目は口に出せず、2回目から先輩に話して聞いてもらう事ができるようになった。ミスしたら必ず原因があるので「ミスは隠すより表に出すこと」
春) 何がミスなのかもまだ分からない状態だが、報告をしようと心がけている。人に聞いてもらうと気持ちが安定する。
Q) どうして土木業に就いた?
難) 昭和40年代、高度経済成長期で社会インフラがどんどん整備されていったので、建設業は日本全国どこに行っても、食っぱぐれが無いと思った。
前) 34歳の時に入社。卒業後はスポーツ会社で働いて地元にUターン。2級建築士を取得。2年にひとつのペースで国家資格を取ろうとしている。
横) 就職直前まで色んな業種を回った。県外だったので地元に帰りたいと思った。
春) 11歳の時、東日本大震災が起きて、人の暮らしを守る防災の意識が目覚めたと記憶している。作ることが大好きだったので土木業を選択した。大阪出身だが大阪はもういい(笑)、都会以外の日本各地が就職先の候補だった。ツナドボで鳥取(地域)の良さに触れたので、学生時代にあまり訪れなかった中・西部で会社を選んだ。
Q) 鳥取の良さは?
・子育てがし易い(待機児童がいない)
・海、山が近い(遊べる要素が多い)
・Iターンの学生の入社が今までなかったので、春山さんの働きやすいように規定を変えて行っている。
・治安が良い ・競争心を表に出さない(県民性?)ので、自分のペースで成長できる。
Q) インターンシップと就職後とで大きく異なった点は?
春) 企業探しのインターン(1week)、内定後の1ヶ月インターンに参加したが、自分が働く時の仕事として参加したので差異はなかった。あえて言えば残業が時々あるくらい(12~15時間/月)。
Q) 今後の野望は?
春) 直近では、資格を取って早く一人前に。長期的には土木を通して鳥取を盛り上げたい(ハード防災など)。
難) 最近の若手はおとなしい、駄々をこねない、屁理屈でも主張する人が少ない。何とかしてモノにする欲を出してほしい。


学生からのアンケート結果 回答:1名

(1) 見学して印象に残ったこと、学んだこと
・インタビューを行った。
大学の先輩を中心に質問を行ったが、いきいきと働くすがたが印象的だった。
・インターンについての質問では、ミスマッチがなく、事前の印象道理に働かれているというお話もあり、いい企業に出会えたんだなと思った。
(2) 企業の良かった点、気になった点
・社員への思いやりがある会社だと感じた。
・空き家の提供や、パソコンの補助の話など、いいなと思う内容が詰まっており、地域の良さを感じた。
以上

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