「企業見学シャトルツアー便」で智頭町役場・林業関係企業に行ってきました

訪問日:2023/9/27(水)
参加者:農学部5名
編集:地域連携推進室
【見学先】智頭町役場・芦津森林セラピーロード、株式会社クレコ・ラボ智頭研究所、 ASNARO
「森友サークル」の学生5名と、智頭町役場にて森林セラピーに関する事前学習を行った後、芦津森林セラピーロードを体験させていただきました。
続いて、智頭町旧山形小学校内にて営業している林業関係企業2社の取り組み内容を見学させていただきました。


智頭町役場・芦津森林セラピー
【紹介】~智頭町HPより引用~
森林セラピーは医学に裏付けされた「森林浴効果」をいい、森林を利用して心身の健康維持・増進、疾病の予防を目的としています。森の中に身を置き、森を愉しみながら、森の中で歩行や運動、レクリエーション、ライフスタイル指導などを実施することでその効果を達成するセラピーです。
智頭町では、町の総面積の93%ある山林を“町の大切な財産”としてとらえ、森のもつ癒し効果に着目した「森林セラピー」をまちづくりの主要なテーマの一つと位置づけ、智頭町森林セラピー推進協議会の設立や智頭町森のガイドの養成、実験実証などを行い、平成22年4月に鳥取県初の「森林セラピー基地」として認定され、平成23年7月にグランドオープンしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日はまず役場にて山村再生課の吉田さんから「森林を活かしたまちづくり」「森林セラピーの取り組み」についてご説明いただきました。
智頭町は町面積の93%が山林を占めており、吉野・北山に並ぶ歴史のある林業地とのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明の後に芦津森林セラピーロードへ移動しました。セラピーロードは智頭町芦津地区を走る全長約8kmの森林浴コースです。コース沿いには、杉やヒノキなどの針葉樹林が広がり、新鮮な空気と心地よい木の香りが楽しめます。

参加メンバーは吉田さんにガイドいただきながら芦津森林セラピーロードを散策しました。散策中は、森林セラピーの基本的な考え方や、森林浴の楽しみ方について学びながら、森林の自然を満喫しました。

散策の途中では、森の中の滝や、岩を押しのけて成長した木、木々の間から見える景色など、さまざまな自然の魅力に出合いました。また、森の中で深呼吸をしたり、木の葉や枝に触れたりして、森林浴の効果を体感しました。

 


続いて、智頭町旧山形小学校内にて営業している林業関係企業2社の取り組み内容を見学させていただきました。

ASNARO (木製品製造業)
【創業】 2016年2月
【住所】 鳥取県智頭町郷原238 旧山形小学校2F
【代表】 小畑明日香

 

株式会社クレコ・ラボ智頭研究所 (木製品製造業)
【創業】 2008年8月
【住所】 鳥取県智頭町郷原238 旧山形小学校2F
【代表】 興津世禄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生からのアンケート
・視覚以外も使い自然と触れ合ったことで、今まで気にしていなかった地面の香りや木の感触、水が流れる音などを強く感じることができました。森林セラピーを体験して、自然の中を歩くときには、生き物に注目するだけでなく、全身で自然を感じ、癒やされることも良いと考えました。

・森林セラピーを体験してから帰るとあまり疲れないというお話は正直半信半疑だったのですが、事実だったので驚きました。「森林セラピー」を目的とした活動をすることによって登山等以上に森林から受ける癒し効果が大きいことを実感しました。個人的な感想としてはとても目の保養になった上、多種のキノコや植物に会えて楽しかったです

・森林セラピーの効果を感じました。趣味でキノコ探しをしているので自然と触れ合う機会は多かったのですが、今まではそればかりに集中してあまりリラックスはできませんでした。しかし今回森林セラピーを体験することによって、自然の中でリラックスでき、自然の新しい楽しみ方を知ることができました。

・始め森林セラピーと聞いたとき、欧米で競技としても催されるツリーバグなどを思い浮かべていました。しかし今回の体験から、実際近いようで区別化されている別の分野であることがわかりました。このように、今まで曖昧だった森林セラピーというものについて少し明るくなったと共に、体験を通してセラピー効果を実感できたように感じました。

・今回の最後に、同じ森を歩くという行為でも様々な角度からの視点が存在するというお話をしていただきました。私はいわゆる森の100メートルを1時間かけて歩くタイプの人間ですが、それ以外にも様々な森の歩き方があり、またそれを体験できたというのは僕の人生にとって確実にプラスに働く出来事であったと思います。

以上

 

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