出前体験交流会「鳥取信用金庫様」を開催しました
開催日:2025/1/9(木)
参加者:農学部 1 名、地域学部 3 名
編集:地域連携コーディネーター
【出前企業】鳥取信用金庫 (金融業)
【テーマ】 「まちの事業者を救え」
~金融機関の事業者支援を体感しよう~
【概要】
事業に悩みを抱える事業者を例題として、金融支援だけじゃない様々な
支援立案プロセスを、グループワークで体感します‼
①事業者情報から事業者の悩みの仮説を立てる
②事業者に対して行いたい支援を選択
③具体的支援策を考える
【日時】
2025 年 1 月 9 日(木) 10:30~12:00
2025 年 1 月 9 日(木) 13:00~14:30
※同一内容で 2 回開催
【場所】
CDL(コミュニティ・デザイン・ラボ)
【当日のようす】
学生からのアンケート結果 回答:3 名
(1) 参加して印象に残ったこと、学んだこと
・事業者支援の立案プロセスを体験して、鳥取信用金庫による事業者支援は事業
者への融資の面だけでなく、事業者の相談に乗って課題解決への提案をする面
もあることが印象に残った。
もちろん、融資による事業者の課題解決も金融機関として必要であると感じ
たが、それ以外にも、想像力を働かせ、事業者の悩みを「自分事化」して人や地
域のために役に立つ「寄り添い力」を働かせることも鳥取信用金庫で働くうえで
は必要なことであると学んだ。
事業者支援の立案プロセスとして、①事業者情報から事業者の悩みの仮説を
立てる、②事業者に対して行いたい支援を選択、③具体的支援策を考える、があ
ると学んだ。①においては、正解がない中でできるだけ多くの仮説を立てること
が重要であること。②においては、複数の悩みを同時に解決したいのか、それと
も一つの悩みを集中して解決したいのかによって選択する支援の方法が異なる
こと。③においては、自分一人の判断だけでなく、同僚や上司にも相談に乗って
もらうこと、そして何よりも事業者の理解が得られる支援策であることが重要
であること。事業者支援のための三つの立案プロセスそれぞれで重要なことに
ついて学ぶことができた。
最後に、事業者支援について考えるうえで、短期的な視点ではなく、長期的な
視点を持って「成長可能性」の判断をする観点が必要であると学んだ。鳥取信用
金庫による出前体験交流会で学んだ多くのことは、鳥取信用金庫ならではの働
くうえで必要な力でもあるが、その他の仕事や社会に出て生活するうえでも必
要な力であると感じた。今回、出前体験交流会を通して鳥取信用金庫の仕事の一
部を体験することができた。鳥取信用金庫で働くことに興味を持ったため、今後
インターンシップへの参加も前向きに検討して、大学卒業後の進路の一つとし
て考えていきたい。
・自分の知らなかった企業について知ることができて良かった
・ただ金融支援のみでなく、家庭の状態などを踏まえた提案を行っている部分
(2) 企業の良かった点、気になった点
・今回、鳥取信用金庫の出前体験交流会で企画をしてくださった総務部 人事研
修課の谷口様の説明が丁寧で、体験内容とその目的が分かりやすくて良かった
と感じている。
また、一緒になって事業者支援の立案をしてくださった若手の職員さんは、分
かりやすく意見をまとめてくださったり、サポートしてくださったりと誠実で
熱心な姿が好印象であった。
・鳥取に貢献できる点
・新規出店などの支援の場合どのようなリスク管理をしているのか
以上