R6 年度 学生から選ばれる企業育成セミナー「第 6 回目学生プレゼン編」を 開催しました

開催日:2025/1/23(木)
参加者:地域就業論履修生/企業採用担当
編集:地域連携コーディネーター

【R6 年度 学生から選ばれる企業育成セミナー「第 6 回目学生プレゼン編」を開催しました】

1.開催背景
R4 年度から 、鳥取県商工労働部 雇用人材局 雇用・働き方政策課 主催で「学
生から選ばれる企業育成セミナー」 が約半年に亘って行われている。
同セミナーは、地元企業の採用担当のスキルアップのために次のカリキュラム
で実施されている。
【①学生の志向編】【②母集団形成編】【③企業説明会編】【④面接内定編】【⑤新入社員育成編】

R5 年度より鳥取大学が共催となり、【⑥学生プレゼン編】を追加した。①~⑤
回で 習得したスキルを実際の学生に向けて実践し、学生からのフィードバック
を得て、その後の企業採用担当者の業務に活かすと共に、学生にとっても来る就
活に向けた疑似体験となる事で、両者にとって有意義な経験となることを期待
して実施した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.当日の進行など
【参加者】
・セミナーを受講している県内企業の採用担当者 11 名
・地域就業論履修生を学部が固まらないように 11 グループにグルーピング
【実施内容】
セミナー受講者(企業担当者)が学生グループへの以下の 2 種類のロールプレ
イを実施する。 (2 つのグループに対し実施)
① 「会社説明」:企業説明会での会社説明のロールプレイ
② 「採用面接」:複数の学生に対する集合面接を想定したロールプレイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.当日のようす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.アンケート結果
【学生(地域就業論履修生)アンケート結果抜粋:担当教員の長尾先生より入手】
・私は大学三年生ということもあり、本格的に就職活動が始まっているため、こ
の授業は非常に意義のあるものとなりました。また、他の学生の受け答えを観察
し、自分では気付かなかった視点や表現方法を知ることができました。
・ロールプレイでは当日にフィードバックをいただけて良かったです。想定して
いない質問が来た時でもスマートに返せるように今後は練習したいと感じまし
た。
・全く下調べをしないまま説明を聞いたが五分という短い時間で簡潔に企業の
ことを説明されていて、分かりやすかった。今後の就活について少し具体性がで
てきた回となった。
・企業の方からは、自分の強みをもう少し具体例を交えて説明すると良いという
アドバイスをいただき、自分の経験を深く振り返る必要性を感じました。
・私は人前で自分のことを話すことや、言いたいことを分かりやすくまとめるこ
とが得意ではないと思っていたため、評価を頂いて自信をつけることができた。
・文章の構成を各企業の求める人物像に合わせて変えていくとよいと企業の方
にアドバイスをもらったので就活の時には気を付けていきたいと思いました。
・自分が上手く喋れないことに気がついたことが一番いい経験になりました。
・面接のときには今回のようにメモ用紙をもって中に入ることはできないと思
うので、話したい内容を順序だてたものを頭の中に入れつつ、しかし暗記したも
のをただ話すだけにならないようにしなければいけないと感じた。
・会社説明で自分が大学で学んでいる化学系の知識も役立つということが分か
ってとても好印象でした。
・私は自分の学生時代に一番頑張ったことを話す際、内容を頭で整理できておら
ず、詰まってばかりで相手さんの顔を見ながら話すことを完璧に忘れていて、
「どうやったらうまく伝えられるか」ばかり考えていました。
・私たちがわかりやすいような言葉選びやスライドづくりをしてくださったこ
とがよくわかりました。そのため、予備知識はほとんどありませんでしたが、そ
の企業様がされている事業がわからず、質問ができないということはありませ
んでした。
・この授業での学びを活かして、「結果」だけでなく「解決へ向けた過程」や「自
分が問題に対してどのように考えたか」、「他者からの評価や客観的な資料」など
を記録し残しておくことを意識しようと思います。
・以前講演をしてくださった企業でした。授業講演の 30 分で聞いた会社の特徴
等を今回の 5 分間の説明で十分に分かる説明をしていて情報の取捨選択をされ
ていて凄いなと思いました。
・自己 PR は企業側、相手にどうやったら伝わるか、わかってもらえるかといっ
た相手側の視点で話す必要があると思いました。
・自分のエピソードに自信を持つことが面接において大事なことなのではない
かと感じた。私は約 2 年後に就活を控えているが、まだ 2 年ある!と思って、
強みを作るために何か目標を立てて、具体的に取り組んでいきたい。
・企業様側が私たちの目線であったり話し方であったり、表情一つからもどのよ
うな人柄かを分析しているようで驚いた。
・1 年生の段階で実際に企業で働いている方とお話しさせていただけたのはよ
い経験になったなと感じました。インターンシップなどにも積極的に参加した
いと思います。
・今回は学生時代頑張ったことのみ聞かれたが、本番では自分の強みなど他のこ
とも話さなければならないため、自己分析をしっかりやっておこうと思った。
・企業はその人が社員のどの人と仲良よくやっていけそうなのかを見ていると
お聴きし、それが新しい知見でした。
・意見交換の時に、具体的な数字を挙げられるよう用意しておくと良いと伝えら
れとてもいいアドバイスになった。一年のうちにこのような経験ができてよか
った。

【企業担当者アンケート結果:鳥取県 雇用人材局 雇用・働き方政策課より入手】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5.コーディネーター所感
学生・企業担当者双方のアンケート結果を踏まえて、来年度に向けて改善点を盛
り込んでいきたい。

以上

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